27日(日) 今日は映画『トリコロール 赤の愛(Trois Couleurs Rouge)』を観ました。
ジュネーヴに住む大学生・ヴァランティーヌ(イレーヌ・ジャコブ)は学業の傍らファッションモデルをして暮らしていた。
電話だけでしか逢えない恋人からは常に浮気を疑われ,ヴァランティーヌ自身も彼への愛に疑問すら抱き始めていた。
一方,法学生のオーギュスト(ジャン=ピエール・ロリ)は司法試験に向けて勉強の日々。心の支えは年上の恋人なのだが……。
ある日暮れ,ヴァランティーヌは車で犬を轢いてケガをさせてしまう。
犬の首輪についていた住所札をもとに犬の飼い主を訪ねていくが,そこに住んでいたのは隣人の電話の盗聴を趣味とする人間不信のかたまりのような老いた元判事のジョゼフ・ケルヌ(ジャン=ルイ・トランティニャン)。
彼の盗聴を「卑怯だ」と憐れむヴァランティーヌに,判事は自分が人間不信の虜になった若き日のトラウマを告白する。
次第に判事とヴァランティーヌは心を通わせていく。
ある時ついに,判事が盗聴容疑で法廷に立つことになった。
隣人の訴えではなく,彼自身が警察に自首したのだ。
そして,物語は「トリコロール3部作」をまとめあげるクライマックスへと進んでいく。
★★★★☆
「トリコロール」3部作は,それぞれの作品が「自由(青)・平等(白)・博愛(赤)」を象徴しており,最終作となる本作は,全てを包む「博愛」がテーマとなっている。
バランティーヌが乗ったイギリスに向かうフェリーが転覆事故に遭い多数の犠牲者がでましたが,運よくバランティーヌンとオーギュストを含めた7人が救出されました。
よかったですね。
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