23日(水) 今日は映画『トリコロール 青の愛(Trois Couleurs Bleu)』を観ました。
有名な作曲家の夫と幼い娘を交通事故で一度に亡くし自らも重傷を負ったジュリー(ジュリエット・ビノシュ)。
退院後,郊外の家と家財道具一式,さらに夫が遺した未完の楽譜も処分してしまう。
ある夜ジュリーは,亡夫の同僚で彼女に想いを寄せていたオリヴィエ(ブノワ・レジャン)を呼び出し,一夜だけ愛し合った後,パリへと去る。
久々の一人暮らしの中で出会う,様々な人間模様。
しかし静かな日々の中でも,夫が未完のまま遺した欧州統合のための協奏曲の旋律が,どうしてもジュリーの頭によみがえってしまう。
そんなある日,処分したはずの夫の未完の楽譜の写しをオリヴィエが持っており,彼がその協奏曲を完成させようとしているのを知る。
さらに夫が見知らぬ若い女性と共に写っている写真も公開されていて……。
★★★★☆
「トリコロール」3部作の1作目です。
「トリコロール」3部作は,それぞれの作品が「自由(青)・平等(白)・博愛(赤)」を象徴しており,本作は「青の愛」=「(過去の)愛からの自由」をテーマとしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿