31日(木) 今日は映画『遠い夜明け(Cry Freedom)』(1987 英) を観ました。
1975年11月24日,南アフリカ共和国ケープ州クロスロード黒人居留地。
突然,静寂を打ち破って次々と黒人たちを虫けらのように襲う武装警官たち。
大地は黒人たちの叫び声とともに血で染まっていく。
黒人運動家のスティーヴ・ビコ(デンゼル・ワシントン)を白人差別の扇動者だと批判していた「デイリー・ディスパッチ」新聞の編集長ドナルド・ウッズ(ケヴィン・クライン)は黒人の女医ランペーレ(ジョゼット・シモン)に案内されて,ビコを訪れた。
ビコはウィリアムズ・タウンで公権喪失の宣言を受け拘束下にあったが,何ら臆することもなく許可地以外の黒人居留地にウッズを案内した。
ウッズは自分の信じる道を歩き続けるビコに心を揺り動かされた。
拷問の末にビコが獄中死してからの後半では,真実を訴えようと国外脱出を図るウッズ一家の動向がサスペンス風に描かれています。
★★★★☆