9日(金) 今日は映画『ホワイト・ドッグ』(1990 米) を観ました。
ホワイト・ドッグ (魔犬)
新人女優のジュリー(クリスティ・マクニコル)は,ある日帰宅途中に白いシェパード犬を車で轢いてしまう。
急いで病院へ連れていき,犬の命に別状はなかった。
けがの手当てをしてやり,犬を自宅に連れて帰るジュリー。
ある日仕事現場に犬を連れていくと,牙をむいてジュリーの共演相手の黒人女優に襲いかかった。
日ごろおとなしそうに見えるその犬は,実は黒人だけを襲うことを教えられた攻撃犬“ホワイト・ドッグ”だった。
そのことを知ったジュリーは,早速犬を調教場を持つカラザス(バール・アイヴス)の元へと連れていく。
そこで働く調教師のキーズ(ポール・ウィンフィールド)は,そのシェパードは人種差別主義者の元で攻撃犬にされたことを知るとその調教を買って出た。
かつてホワイト・ドッグの調教を試みたことがあるキーズだったが,一度も成功したことはなかった。
今度こそはと犬を正常に戻すべく矯正を始めるのだが……。
名匠サミュエル・フラーがメガホンを取った本作は,人種差別にメスを入れたサスペンス映画です。
かつて実際に黒人だけを襲う犬が存在しただけに,リアルな恐怖を感じさせられる。
ホワイト・ドッグの調教が成功したと思えたのですが。。。
★★★★☆
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