八月の鯨

19日(月) 今日は映画『八月の鯨 (The Whales of August)』(1987 米) を観ました。

メイン州の小さな島にある別荘で，毎年夏を過ごす老姉妹のリビー(ベティ･デイヴィス)とセーラ(リリアン･ギッシュ)。
かつて島の入り江には８月になると鯨が現われ，少女だったころの２人は鯨を見に行くのが楽しみだった。
姉妹は長い間互いに支え合って生きてきたが，病気で目が不自由になった姉のリビーは周囲にとげとげしく接するため，彼女の世話をするセーラは心を痛めていた。

小さな島の別荘で夏を過ごす老姉妹と，彼女たちを取り巻く３人の老人たちが織り成す人間模様を味わい深く描いています。
「人生は冥土までの暇潰し」
高齢のキャストたちによる穏やかな演技が余韻を残す。
★★★★☆