2日(月) 今日は映画『マーサ,あるいはマーシー・メイ』を観ました。
孤独な少女マーサ(エリザベス・オルセン)は,居場所を求めて自給自足生活を送るカルト集団の門をたたく。
リーダーのパトリック(ジョン・ホークス)からマーシー・メイという新しい名前をもらい,共同生活の中で家族のような絆と安らぎを感じていくマーサ。
それから2年,集団に恐怖を抱いて脱走を図った彼女は姉夫婦に助けられ,彼女たちのいる湖畔の別荘に身を寄せる。
心配する姉夫婦のサポートで少しずつ普通の日常を取り戻していくマーサだったが,カルト集団での記憶は容易には克服できず,ことあるごとに彼女を苦しめるとともに親身に世話する姉夫婦をも当惑させていく。
以前(4/11)にも観た映画です。
カルト教団のコミューンから逃走を図った女性が,そこでの異様な体験を思い出すうちに妄想と現実の間をさまよっていく姿を描いています。
エリザベス・オルセンは,精神的に追い詰められていく主人公を繊細かつリアルに演じ切り,本作で映画デビューしたとは思えぬほどの風格を見せつける。
★★★★☆
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