2015年4月20日月曜日

マーサ,あるいはマーシー・メイ


20日(月) 今日は映画『マーサ,あるいはマーシー・メイ』を観ました。

20歳の夏,マーサ(エリザベス・オルセン)は山の上の農場から脱走した。
2年前,孤独だった彼女はカルト集団に家族の愛情を求め,マーシー・メイという新しい名で過ごす共同生活に初めて安らぎを感じていた。
しかし今は何かに脅えている。
姉ルーシー(サラ・ポールソン)夫婦の湖畔の別荘に身を寄せ,安全な場所で暮らしていても,心にはカルト集団での記憶がよみがえる。
自給自足の日々,リーダーのパトリック(ジョン・ホークス)から捧げられた歌,そして浄めの儀式――マーシー・メイの妄想がやがてマーサの現実の世界を少しずつ侵してゆく。




カルト集団から自力で逃げ出し姉夫婦のもとで社会性を取り戻そうとするものの,マインドコントロールの呪縛から逃れられずに苦悩を深めていくヒロインの姿をスリリングな筆致で描いたサスペンス・ドラマです。
主演のエリザベス・オルセンは双子セレブとして知られるオルセン姉妹を姉に持ち,またスクリーン・デビューとなる本作の演技が評判を呼んで一躍ハリウッド期待の若手となった新星。
★★★★☆

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